サポート校とフリースクールの違いについて

様々な事情を抱えて高校中退してしまっている方が多い中、よく目にするのは通信制の広告です。
以前に比べて今は専門的な知識を身に付けられる通信制高校も多々ありますから、そちらへの入学を検討している方も多いはず。通信制について検索しますと関連項目に「サポート校」と「フリースクール」が出てくることが多いのですが、この二つの違いについて知っていますか?「どっちも同じなんじゃないの?」と考えている方が多いですが、この二つは全くの別物なのです。どちらも同じ意味として使われることが多いため勘違いしてしまっている方も居るでしょう。登校拒否などの生徒を受け入れるという目的は確かに同じです。しかし、経営母体や内容が大きく変わってくるので、しっかりこの二つの違いについて知識を身に付けておきましょう。


サポート校はこんな場所です

まずサポート校ですが、民間の教育機関で通信制高校に在学している生徒の単位修得や進級に向けて学習面などの指導を行います。
学習面だけではなく精神面や生活面でのサポートもきちんとしてもらえます。生徒一人一人の習熟度に合わせた授業を行いますし、少人数クラスというのも特徴の一つです。予備校や学習塾に近い存在だと思っていただいて結構です。経営母体は大手の塾や予備校となっており、中学校卒業見込み者や通信制に在籍している者が入学できます。入学時期は通信制高校の入学時期に合わせて春・秋としている学校が多くなっています。随時入学可能としている学校もあります。サポート校のみ入学することはできないため、サポート校自体は高校卒業資格にはなりません。


フリースクールはこんな場所です

では、フリースクールはどうなっているのか・・・。
フリースクールの主な目的は学校への復帰や自立を目指すというものなのです。スクールごとに指導内容は異なりますが、少人数制や個別指導により生徒に主体性を持たせているのが特徴です。サポート校と同じく民間の教育機関です。集団生活に慣れることが出来ず正規の学校へ通う事が出来ない生徒たちの居場所となっています。社会との接点の場であることが多く、学校という形態ではありません。経営母体は個人やNPO法人などで、基本的に入学資格はありません。入学時期も特に決められていませんし、18歳まで通ったとしても高校卒業資格にはなりません。
サポート校もフリースクールも共通しているのは、民間の教育機関で通っても高校卒業資格にはならないという点ですね。以上の点を踏まえた上で、どちらが自分に適しているのかよく見極めてから判断するのが良いでしょう。